愛國米種籾の収穫



10月7日、今朝の伊豆新聞に「愛國米の収穫」の記事が掲載されていた。
酒にする愛國米の収穫は9月の初めに終わっているが、今回の記事は酒米に
する種籾の収穫になります。

種籾生産者・清水氏を中心とした地域の小学校の生徒、老人会が毎年行事
として取り組んでくれております。
この生徒たちの取り組みがなければ私たちの「身上起」は出来ないのです、
何処でも良いから種籾を植えてでは近くに植わっている他の品種と自然交配
し、原種を保てなくなります。
地域に他の品種の植えてある田んぼの無い田んぼで何年も育ててくれております。

私たち祖先が大切に育ててきた「愛國米」を小学生たちが今、守ってくれている
のは素晴らしい事だし、また此の種籾が酒米生産農家に渡りそこで育てられた
米を酒蔵に運び、毎年12月に「純米吟醸・身上起」となって古里南伊豆に帰っ
て来る。米の原種を守るためには、このような人たちの、それぞれの努力により
確実に 守られているのです。

美味しい「身上起」を飲めるのも子供たちに感謝しなければならないと思います。