「身上起」の取り組み

海底貯蔵酒・身上起専用手ぬぐい包み・木箱入


身上起海底貯蔵酒も今年で8年になります。
今年は一から見直し畜養場から海底に戻すことにし、奥石郎崎中木沖に変更いたしました。今年は手ぬぐいも身上起専用の物を印刷し、手ぬぐいにて包み木箱に入れてギフトパッケージ商品を作ってみました。
簡易包装の身上起もありますのでお使い物以外は簡易包装身上起をお勧めします。

 

海底熟成酒の引き上げ


伊豆の最南端「ヒリゾ浜」の海底に熟成させておいた「身上起」の引き上げに行ってきました。
台風シーズンの前に引き上げが決まり昨日沖から運んできて防波堤の脇に置きクレーンで引き上げました。自然の恩恵で熟成された「身上起」は軽く洗い、ラベルを張りますが今年はパッケージなども考えておりますので販売までにはお時間を頂きます。
熟成感の有る、すばらしいお酒に変わっている事と思います。
今回は試験的にシャンパンも沈めておりましたので其方も味が楽しみです。

愛国米の田植え


会員の皆様コロナ過の中ですが、お元気でお過ごしでしようか。
本来なら会員の皆様にもお声がけし、愛国米の田植えをしたいと考えておりましたが、コロナも一向に収まりが見えないどころか都市部では連日すごい数の感染者が出ている現状を顧みますと昨年に引き続き今年の田植え並び稲刈りのイベントも開けず心苦しい限りです。

幸いにも南伊豆は感染者が昨年7人ほど確認されましたが現在は増えておりません。
夏にはオリンピックも開催されますが、秋には感染者の増加も予想されておりますので9月の稲刈りも皆様に代わり南伊豆の関係者だけで執り行う予定でおります。

「しばさきの怒り」
連日マスコミでは「酒を提供する飲食店・・・・・」と、この言葉を聞かない日はありませんが、この言葉には怒りを覚えます。
悪者の根源が全て「酒」に行っている、私ども酒屋は飲食店様に酒類の納入をしていますが酒屋を始め、納入業者の事は政府は何も考えてくれない。
飲食店様は少しでも国から補助がありますが、私どもには一円もありません。
飲食店様は納入品に2倍から3倍掛けての価格です、私どもは2割から3割の利益の
商売です、それが全て「酒」が悪いように言われるのは憤慨せずにはいられません。悪いのはコロナであり酒ではありませんし、全ては酒を飲まれる人のモラルです、酒が悪いのではありません。

人類がコロナにより試されている今、私どもはどう生きていくか、これからの生活を考える良い機会と捉えています。

ファンクラブの執行部も事務局を「酒匠蔵しばさき」が取り仕切る事となりましたのでお知らせいたします。
お問い合わせは当店までお願いいたします。

愛國だより

~~新酒販売と年会費徴収のご案内~~

今年度も無事に新酒ができました。遠方の方々には、大声で買いに来て下さいとはまだ言いませんが、宅配もできますので是非新酒を味わって頂きたいと思います。
昨年は新型コロナウイルスの影響で、田植え及び収穫際が行えませんでしたが、
久田さんのご好意により田植えと稲刈り前に神事をして頂きました。
その快って、記録的な長梅雨と猛暑にも関わらず、何とか無事に予定数量の愛國が志太泉酒造様に納める事ができました。

毎年年末に行っていた新酒試飲会や酒蔵見学も実施できず、なんとも寂しい限りです。昨年は倉科カナさんと石廊館で搾り立ての身上起無濾過生原酒を飲んだのが夢のようです。
今までは、イベントに参加された時に年会費を徴収しておりましたが、今後はお会いできる機会が減って来る事も考え、口座を開設いたしましたので、口座まで振り込みをして頂けると幸いです。

今年度はファンクラブ事業も事務局を商工会から有志による運営へと切り替わり、不慣れではございますが日本酒「身上起」を地域の宝として今後も大いに盛り上げていきたいと思っております。皆様の変わらぬご支援を宜しくお願いいたします。
尚、現時点ではイベント実施の予定は立っておりませんが5月の田植えまでには終息へ向かう事を祈りつつ、皆様にお会いできる日を心待ちにしております。
年会費のお振込みは、下記の口座までよろしくお願いいたします。
身上起ファンクラブ会長
向笠英蔵

伊豆太陽農協 下田支店 店舗番号6328-107 口座番号0025169 オガワタカオ
年会費 2.000円 振込手数料はご負担ください。
年会費は、しばさき、ことぶき酒店、成島 進・二条愛國田んぼ前

特典
身上起720㍉ 1本プレゼント
数量限定、身上起無濾過生原酒の購入優先権
愛國のお米購入優先権
田植え、稲刈り、酒蔵見学のイベント参加案内

お問い合わせ先
酒匠蔵しばさき 0558-62-0026 izu@ee26.com 中村大軌 090-2683-2909

 

新酒身上起・蔵出しいちばん純米生原酒 入荷


藤枝市志太泉酒造から新酒の身上起が入荷してきました。
本年9月に収穫した愛國米が新酒となって古里凱旋してきました。
今年で7年目の造りで酒質も安定し毎年多くの方に喜ばれております、今は全国に美味しいお酒がいっぱいある中で地方で無名の酒を出しても皆様に認知してもらえるのか心配でしたが、マスコミなどにも取り上げられ多くの方に認められ、今では東京などから買いに来て頂けるお酒になりました。
今年の新酒も素晴らしい味のお酒が届いておりますので正月の祝酒に如何ですか。

「蔵出しいちばん」は純米生原酒で志太泉酒造が一番最初に出荷する新酒です。

身上起・新酒試飲会について


身上起ファンクラブの皆様、コロナ禍の中お元気ですか。
ワクチンの製造が来年度には出来上がるとのニュースが出ていますが早く世界中に配布され、安心して生活できるようになってほしいです。

毎年恒例の「新酒の試飲会」ですが今年は残念ですが取止めと決まりました。
志太泉酒造の身上起の仕込み具合は順調に進んでおり例年通り12月末には新酒が入荷する予定ですのでご期待ください。

昨日、伊豆新聞から伊豆各地の地酒について取材を受けました、令和3年1月1日の新聞に南伊豆の地酒として取り上げられるそうです。

 

洗える酒屋のマスク 販売

 
洗える「酒屋のマスク」の販売をはじめました。
コロナ禍の中で今やマスクは必需品ですが、時間が経つにつれ色々のマスクが
売られるようになりましたが酒関係者にお似合いのマスクです。
六月ごろ店頭にマスクを付けないお客様が来店されたので付けて頂く様にお願い
すると「持ってない」との事でしたので入店をお断りしました。
自分と相手の事を考えるとどちらも感染する事は大変な事になりますのでお断り
したのですが、そのような方が2人おりました、二度とご来店頂けません。

「そこまでして良いのかな?」「言わない方が良かったかな?」など今でも色々
考えてしまいます。
マスクを付ける事がどれだけ効果があるのか分かりませんが、接する相手に
不安を与えない事が今やマナーだと思いますが、如何でしょうか。
2020/10/22のニュースで東京大学医科学研究所の発表では「マスク」はウイルス
において息の吸引、排出双方において効果が有ると発表されました。

一枚1408円税込

愛國米種籾の収穫


10月7日、今朝の伊豆新聞に「愛國米の収穫」の記事が掲載されていた。
酒にする愛國米の収穫は9月の初めに終わっているが、今回の記事は酒米に
する種籾の収穫になります。

種籾生産者・清水氏を中心とした地域の小学校の生徒、老人会が毎年行事
として取り組んでくれております。
この生徒たちの取り組みがなければ私たちの「身上起」は出来ないのです、
何処でも良いから種籾を植えてでは近くに植わっている他の品種と自然交配
し、原種を保てなくなります。
地域に他の品種の植えてある田んぼの無い田んぼで何年も育ててくれております。

私たち祖先が大切に育ててきた「愛國米」を小学生たちが今、守ってくれている
のは素晴らしい事だし、また此の種籾が酒米生産農家に渡りそこで育てられた
米を酒蔵に運び、毎年12月に「純米吟醸・身上起」となって古里南伊豆に帰っ
て来る。米の原種を守るためには、このような人たちの、それぞれの努力により
確実に 守られているのです。

美味しい「身上起」を飲めるのも子供たちに感謝しなければならないと思います。

 

 

今年の愛國米の収穫際(稲刈り)


今年の収穫際はコロナ禍の中、会員様の参加もお断りし、関係者のみで執り行いました。例年なら夜は会員、関係者で今年の収穫に感謝を込め宴会を開き、身上起を酌み交わすのですが、今年はそれも無く本日2時から神事のみ執り行いました。

農家曰く今年の愛國米は日照不足もあり青米も有りますが甲の高い米だそうです。
甲が高いとは丸みのある米だそうですから酒造りには向いているとも言えます。
本日刈り上げた米は検査を受け蔵元に運びこまれます。

神事は農業を見守ってくれる鎮守の神様に今年の収穫を報告し、お礼を申し上げ、
その後、神様は出雲に帰って行かれるそうです。農業に措いて秋の収穫を神様に報告と、お礼を申し上げる事は大切な事だと思います。
酒蔵も仕込み前に神主様を向かえ蔵人が揃って仕事の安全と、美味しい酒が出来るよう神様にお願いします。

神事から始まり、神事で終わる、これが日本に残る農業や食に対する文化です。
「身上起の会」はこのような文化も大切にしていきたいです。
私たちのできる事はここまでで、後は蔵元さんに委ねるばかりです。
12月に出荷される新酒に期待しましよう。