月別アーカイブ: 2018年10月

秋祭り開催についての提案

先日、秋祭りのお酒について書かせていただいたので、関連ついでに秋祭りへの提案を書かせていただきます。
南伊豆町各部落とも若い人が少なく秋の祭典も開催するのがやっとだと聞いております。まして開催日が11月1~2日と全部落同じ日で他の地区の祭りなどは見に行く事もできなかったですが最近ローカルテレビ局が各地区ごとの祭典放映をしてくれるので見る事ができるようになり、同じ伊豆の中でも地域において大分違いのある事にきずきました。

また祭典を神事と捉え行っている部落もあれば、見るからに酔っ払いの仮装行列のような出で立ちで行われている部落もある。
私が毎年思うのは祭典の根底にある神事としての考えはどんなに酔っても
ケジメとして守って執り行ってほしいと思っております。
私自身が武道家であり「礼に始り、礼に終わる」武道、並び神事の精神が強い人間であるからそのように感ずるのかもしれない。
祭典日には一日酒を飲み行事に付き合わされる事を嫌う若い人も多くなっていると聞きます。
若い人が少なく祭典すら執り行う事のできない部落がある中で私たちが若い頃は他の部落の人間が自分たちの太鼓台を叩いたと言って喧嘩になる事もしばしばでしたが、部落根性を捨て、他の市町村から応援の若い人を集め、地域の祭典行事を維持していくのも方法だと考えます。

東京の人の中には祭りが好きで全国の祭りに出かけ、飛び入り参加で楽しんでいる人もいるそうです、全国の中には名の有る有名な祭りもありますが、
伊豆の小さな集落の祭典も、だれが参加してもウエルカムの考えに部落がなれば都会から参加者も増え、地域の旅館、民宿に泊まり田舎の祭りに参加できる事を喜ぶ方もいると思います。

私たちが行っている酒造りの一環、愛国米の田植えや稲刈りを行っておりますが、私たちは子供のころ家族と一緒に田植えや稲刈りをやらされ、 けして
楽しい作業だとは思っておりませんが、都会の人たちは一度も経験した事がない作業ですので、楽しいといって都会から毎年参加をしてくれます。
今、都会暮らしの人たちは田舎に憧れを持たれている方が非常に多く田舎の人の「苦」を新鮮で「楽」と考えている人が居られます、その人たちを取り込み観光や地域経済へと繋げて行くのも田舎だからやれる方法かもしれません。


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秋祭りの日本酒について

伊豆も海辺から始まった秋祭りも11月1~2日に掛け、南伊豆の各部落などで行われる秋祭りで最後となる。
伝統文化を継承すると言う意味でも長く続けていきたい行事ではありますが、
祭りの意味など一度考えてみることも必要ではないでしようか。

農耕民族である日本人が秋の豊作や豊漁を祝って鎮守の神様に農作物や魚などを捧げ五穀豊穣のお礼を申し上げに行き、神前に捧げた物を神様と農民、漁民が一緒に頂くのが豊年満作を祝う祭りだと、素人考えで考えている。
奉納の農産物の中で農の基本である米から造った清酒は神に捧げる神酒
(しんしゅ) や御神酒(おみき)と言って清めの酒として我々日本人の神事などには必ず捧げられるお酒が日本酒である。

先日ある飲食店様が今の若い人たちは「日本酒は不味い」とよく言うが、あれは祭りで色々のお酒をチャンポンで飲まされ変な酔いかたをして日本酒は不味いと頭に刷り込まれている、と話しておりました。
「正にそのとおりだと私も思う」私自信も若い頃の祭りで変な酔い方をして日本酒に不信感を持ち「日本酒は不味い物と思って来たが、商売柄、日本酒の中でも地酒に興味を持ち、蔵元などに足を運ぶようになり、色々飲んで行くと、
その土地の食に合った美味しい日本酒がいっぱい有ることに気づいた。

嗜好の変化から祭りには全種類の酒が揃いビールあり、焼酎あり、中には
ウイスキーやチューハイまで出てくる祭りもある。
でも私は違うと思う。
個人の好みで、家や飲食店で好きな酒を飲むのは多いにけっこうですが、
神事には神聖な清めの酒として清酒で行事の安全などを清め、 土地の神や、鎮守の神に捧げるお酒が清酒である。
農の基本が米であり、米の副産物として清酒がある、農の祭りに副産物の雄は、やはり清酒ではないだろうか。

日本酒は世界で一番高価な原料と、世界の酒造りの中でも最高の技術とも言われる製造技術で醸されるのが日本酒です。
海外での日本食ブームで日本食に合うお酒として日本酒が、海外では凄いブームとなっております、それも大手の物より地方の小さな蔵の地酒が評判となっております。

欧米では「国酒の滅びる国は国が滅びる」とも言われております、日本の国酒は 清酒です。
また日本の飲食文化も変な方向に来ていると感じる、飲食店で席に着くなり
「お飲み物は何にいたしましよう」・・・・私はこの言葉にいつも違和感を感じます、お客様から「まずビール」と言わせたい為の造語です。
お飲み物を先に選ばせる事への間違い、食が先で、「その食に合うお酒は此れです、如何ですか」とお客様にお薦めするのが本来の薦め方だと思います、飲食店はぜひ一度その辺から見直すことが大切だと私は考えます。

若いお客様の中に「ポンシュ」を下さいと言うお客様がおられますがこの言葉ほど日本酒を馬鹿にした言葉は無いと思っております。
今や世界の酒の中でも脚光を浴びているお酒が「日本酒」 です、日本人は旨を張って我が民族の酒を「日本酒」と呼びたいですね。


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初亀・特別純米 入荷

静岡県藤枝市初亀醸造の特別純米と縁、五百万石が入荷してきました。
南伊豆は秋祭りが近いため価格は安いですが初亀らしい「縁」を飲んで頂き、初亀を知っていただければと思います。

特別純米は本年度初亀酒造の新規格で発売されたお酒です、キリットした味わいで、どんな料理にも合いそうなお酒です。
やはり純米酒もこの価格帯のお酒は美味しいですね。


特別純米 1.8㍑ 2991円

https://www.ee26.com/sake-nyuka.html

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むぎ焼酎・油坊主・入荷

愛媛県媛囃子酒造の、はだか麦焼酎「油坊主」が入荷してきました。
この焼酎は愛媛特産のはだか麦を使って造られた、芋にも負けない味、香りで一口飲むとガツンとくる味です。
芋より麦で、芋にも負けないインパクトの麦焼酎を飲みたいと言う方に支持されている焼酎です。むぎチョコのような香りは一度飲むと癖になる焼酎ですが販売店限定の焼酎ですので遠距離から買いにこられるお客様がけっこういる人気銘柄です。
先日も山梨県から態々飲食店さまが買いに来られました。

油坊主25度 1.8㍑ 2333円
油坊主25度 720㍉ 1373円

https://www.ee26.com/averabozu.htm

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くり焼酎・海鼠(なまこ)入荷

愛媛県松田酒造の、くり焼酎 海鼠(なまこ)が入荷してきました。
愛媛県は栗の産地で中山産の栗は和菓子などにも使う高級栗の産地です、
地場の産物を使って全国でも数少ない栗焼酎を造る蔵元が愛媛県には数店ありますが、この松田酒造が初代で他の蔵元に栗を使用した焼酎の造りかたを指導した蔵元さんです。
他の蔵元さんと大きく違うのは松田酒造は栗100%の商品であるということです、原料の栗が高価なため、他の原料の焼酎をブレンドしている蔵元もあります、どうせ飲むなら本家の栗100%を飲んでみませんか。

https://www.ee26.com/kuri1.htm

海鼠25度 1.8㍑ 3123円
海鼠25度 720㍉ 1675円

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大七酒造・生酛純米生詰め 入荷

福島県二本松市大七酒造の生酛純米酒が入荷してきました。
本年2度めの入荷ですが、お買い上げいただいたお客様から「美味しい」との声で再度の入荷です。
生酛造りのお酒の説明は前回もしましたが、手間の掛かる酒造りの一つですが、味に広がりがあり、旨さが詰まっているお酒です。
冷で飲んでも美味しさが分かりますが、ぬる燗で飲むと一層この酒の良さが分かります。
油物から中華、お刺身など、どのようなお料理にも合います。
生酛造りでは右に出る蔵はないとも言われる大七酒造の逸品です、一度飲んでください。

大七生酛純米生詰め 720㍉ 1490円

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志太泉・純米吟醸・開龍・入魂山田錦・にやんカップ入荷


藤枝市志太泉酒造の南伊豆のお酒「身上起」とともに入荷してきました。
「開龍」は藤枝産山田錦で仕込んだ辛口の逸品で「入魂」は兵庫県産山田錦を使用した辛口純米吟醸です。
右のカップ酒も志太泉酒造の拘りで中身は純米吟醸酒が入っております。
猫の絵をプリントしたこの酒は「にゃんカップ」純米吟醸で猫好きの方から熱い支持を受けているカップ酒です。


https://www.ee26.com/sake-nyuka.htm

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正雪純米吟醸・吟ぎんが・特別純米・備前雄町入荷


静岡県由比町神澤川酒造の純米吟醸と特別純米が入荷してきました。
「吟ぎんが」米とは、岩手県農業研究センター農産部銘柄米開発研究室   で育成した、耐冷性が強く、醸造適性に優れる中生の酒造好適米です。
母米を:山形酒49号(出羽燦々)/父:秋田酒49号に平成3年に作られた米です。酒質はやわらかで豊かな新しい味わい」の清酒に仕上がり、まだ岩手県以外の蔵元が使っている酒造米としては少ないと思いますが これから広まって来ると思います。

特別純米は岡山県の備前雄町米を使い、味のしっかりしたお酒ができるのが特徴です。

https://www.ee26.com/sake-nyuka.html

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柳田酒造・青鹿毛・くろ鮑・入荷 


宮崎県柳田酒造の限定麦焼酎「青鹿毛」と「くろ鮑」が入荷してきました。
秋に入り少し肌寒くなると焼酎のお湯割りが恋しくなってきます。芋、麦を使った単式蒸留酒(ビックボトル入り焼酎ではない)乙類焼酎は、ワインよりポリフェノールの入っている量が多いのを知っていますか。
尚且つ血中の固まりを溶かす成分も入っているそうですがワインには血液をサラサラにする成分しか入っておりません。健康を考えて飲むなら芋、麦焼酎ですね、それも一日30㍉で十分だそうです。
「青鹿毛」は大麦を使い、薄い濾過ですので濁っておりますが、美味しさが詰まっております。
「くろ鮑」は同じく大麦焼酎ですが、非常に飲みやすい、何杯でも飲めてしまう癖の少ない麦焼酎です。
是非一度のんで見てください。

https://www.ee26.com/yanagida.html 

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限定焼酎 入荷


秋に入り各蔵の限定焼酎が続々入荷してきました。
冨乃宝山は定番の入荷ですが、鹿児島県種子島、四元酒造の限定焼酎、
パープル&タイガードラゴンです、蔵元自ら紫芋を自社の畑で栽培し年2回蔵出しされる限定品です。
鹿児島県太久保酒造の販売店限定銘柄「侍士の門」と「太久保」です。
この蔵の芋焼酎は、この2銘柄とも熊本国税局鑑評会芋部門で優等賞を同時受賞した逸品です。
普通の芋焼酎は蒸し芋で造るのですが「太久保」は、手間の掛かる焼き芋にしてから芋の甘みを出し製造します、蒸し芋と焼き芋では同じ芋でも美味しさが違うように焼き芋の焼酎は味が違います。
コク、甘みが強いので中華料理などにも相性が良く、これから秋の夜長に味の濃い料理や油を使った料理と一緒に飲むには最適な焼酎です、また、お湯割りでも味が崩れる事はありません。

https://www.ee26.com/okubo-shuzou.html

https://www.ee26.com/factory.htm

https://www.ee26.com/samurainomonn.htm

https://www.ee26.com/nishishuzou.htm

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