日別アーカイブ: 2018年10月27日

秋祭り開催についての提案

先日、秋祭りのお酒について書かせていただいたので、関連ついでに秋祭りへの提案を書かせていただきます。
南伊豆町各部落とも若い人が少なく秋の祭典も開催するのがやっとだと聞いております。まして開催日が11月1~2日と全部落同じ日で他の地区の祭りなどは見に行く事もできなかったですが最近ローカルテレビ局が各地区ごとの祭典放映をしてくれるので見る事ができるようになり、同じ伊豆の中でも地域において大分違いのある事にきずきました。

また祭典を神事と捉え行っている部落もあれば、見るからに酔っ払いの仮装行列のような出で立ちで行われている部落もある。
私が毎年思うのは祭典の根底にある神事としての考えはどんなに酔っても
ケジメとして守って執り行ってほしいと思っております。
私自身が武道家であり「礼に始り、礼に終わる」武道、並び神事の精神が強い人間であるからそのように感ずるのかもしれない。
祭典日には一日酒を飲み行事に付き合わされる事を嫌う若い人も多くなっていると聞きます。
若い人が少なく祭典すら執り行う事のできない部落がある中で私たちが若い頃は他の部落の人間が自分たちの太鼓台を叩いたと言って喧嘩になる事もしばしばでしたが、部落根性を捨て、他の市町村から応援の若い人を集め、地域の祭典行事を維持していくのも方法だと考えます。

東京の人の中には祭りが好きで全国の祭りに出かけ、飛び入り参加で楽しんでいる人もいるそうです、全国の中には名の有る有名な祭りもありますが、
伊豆の小さな集落の祭典も、だれが参加してもウエルカムの考えに部落がなれば都会から参加者も増え、地域の旅館、民宿に泊まり田舎の祭りに参加できる事を喜ぶ方もいると思います。

私たちが行っている酒造りの一環、愛国米の田植えや稲刈りを行っておりますが、私たちは子供のころ家族と一緒に田植えや稲刈りをやらされ、 けして
楽しい作業だとは思っておりませんが、都会の人たちは一度も経験した事がない作業ですので、楽しいといって都会から毎年参加をしてくれます。
今、都会暮らしの人たちは田舎に憧れを持たれている方が非常に多く田舎の人の「苦」を新鮮で「楽」と考えている人が居られます、その人たちを取り込み観光や地域経済へと繋げて行くのも田舎だからやれる方法かもしれません。


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